登録している印鑑を変えたいと思っても、何から始めればよいのか迷いますよね。印鑑の買い替えや紛失、契約前の見直しなど、変更を考えるきっかけは人それぞれです。
地域情報メディア『こうほくぐらし』編集長のタカヒロです。わたしは役所で手続きをするときほど、必要なものや当日の流れを先に調べてから出かけるようにしています。
この記事では、登録している印鑑を変えるときの流れや必要なもの、本人と代理人で異なる点、印鑑登録証の扱いについて、港北区の窓口情報とあわせて整理しました。
登録印鑑を変えるときの基本の流れ
横浜市で登録している印鑑を別のものへ変えるには、現在の登録を廃止したうえで、新しい印鑑を登録する必要があります。
印鑑だけを変更する手続きではなく、「印鑑登録廃止申請」と「新たな印鑑登録申請」の両方を行うということです。本人が必要なものをそろえて窓口へ行き、即日登録できる方法を利用できれば、廃止と新規登録を同じ日に進めることもできます。
気をつけたいのは、現在の登録を廃止しただけでは、新しい印鑑の登録は完了していないことです。新しい印鑑で登録し直すまでは、その印鑑の印鑑登録証明書を取得できません。
改印と廃止、再登録の違い
廃止申請は、現在の印鑑登録をやめるための手続きです。
別の印鑑へ変更したい場合は、廃止申請に続いて、新しい印鑑の登録申請を行います。「廃止」と「新規登録」の二つが必要と考えると分かりやすいでしょう。
印鑑登録そのものをやめるなら廃止だけで構いません。ただし、契約などで新しい印鑑の証明書が必要な人は、登録が完了するまでの日数も考えて手続きを進める必要があります。
手続き前に用意しておきたいもの
本人が窓口へ行く場合、廃止申請では現在の印鑑登録証と本人確認書類、申請書などが必要です。
新規登録では、新しく登録する印鑑と本人確認書類などを用意します。マイナンバーカードや運転免許証など、横浜市が定める要件を満たした官公署発行の顔写真付き証明書を提示して本人確認ができれば、その場で登録できる方法があります。
- 廃止のとき
-
現在の印鑑登録証、本人確認書類などを用意します。
- 新規登録のとき
-
新しく登録する印鑑、本人確認書類などを用意します。
即日登録に使える顔写真付き証明書がない場合は、保証人方式や、後日もう一度区役所へ行く文書照会方式を利用します。本人確認の方法によって必要なものが異なるため、自分がどの方法を使えるのか分からないときは、区役所へ問い合わせてから出かけるとスムーズです。
印鑑登録証はどう変わる?
現在の印鑑登録を廃止すると、それまで使っていた印鑑登録証は使えなくなります。カードだけを交換するのではなく、あらためて印鑑登録を行う手続きです。
新しい印鑑の登録が完了すると、新しい印鑑登録証が交付されます。
改印前に取得した印鑑登録証明書を契約などに使えるかどうかは、提出先の条件によって異なります。「発行から何か月以内」といった期限が設けられていることもあるため、すでに証明書を取得している人は、印鑑を変える前に提出先へ聞いておくと無駄になりません。
本人が窓口へ行く場合の進め方
本人が区役所へ行ける場合は、代理人に頼む場合よりも手続きを進めやすくなります。必要な本人確認書類がそろい、即日登録できる方法を利用できれば、現在の登録の廃止から新しい印鑑の登録までを同じ日に行えます。
横浜市には、要件を満たす顔写真付きの本人確認書類を提示し、その場で本人確認を行う「免許証方式」があります。ただし、仕事帰りに立ち寄る場合は、窓口の受付時間に間に合うかも見ておきたいところです。
タカヒロ平日は窓口が閉まる時間も気になりますよね
わたしも大倉山周辺を通ると、区役所の窓口が何時まで開いているのか、つい気になります。港北区役所戸籍課の印鑑登録窓口は、平日の午前8時45分から午後5時まで、第2・第4土曜日は午前9時から正午まで受け付けています。祝日や年末年始などは開庁状況が異なるため、出かける前に確認しておきましょう。
代理人が手続きする場合の注意点
本人が体調や仕事の都合で区役所へ行けない場合は、代理人による手続きも案内されています。ただし、必要なものや手続きの流れは、本人が窓口へ行く場合と同じではありません。
- 本人が自筆で作成した委任状
- 代理人の本人確認書類
- 現在の印鑑登録証や、新しく登録する印鑑など、手続きに応じた持ち物
特に気をつけたいのが、代理人が現在の印鑑登録を廃止する場合です。横浜市では文書照会方式となり、区役所から本人宛てに届く書類へ回答し、後日その書類を窓口へ持参してから手続きが完了します。
郵便事情によっては、完了までに1週間ほどかかることがあります。契約などの期限が決まっている場合は、直前になってから動くのではなく、早めに必要な日数を聞いておくとよいでしょう。
印鑑をなくしてしまった場合の対応
印鑑そのものをなくした場合と、印鑑登録証をなくした場合では、届け出の名称や手続きが異なります。
登録している印鑑をなくしたときは「登録印鑑亡失届」、印鑑登録証をなくしたときは「印鑑登録証亡失等届」を提出します。いずれも印鑑登録の廃止に関わる手続きですが、代理人が届け出る場合は文書照会方式になるため、本人が窓口へ行く場合とは完了する時期が異なります。
窓口へ行く前に、「印鑑をなくしたのか」「印鑑登録証をなくしたのか」を整理しておくと、必要な手続きを調べやすくなります。
印鑑登録証明書への影響
印鑑登録証明書を取得することと、印鑑を登録することは別の手続きです。現在の登録が有効で、証明書だけが必要な場合は、印鑑登録証などを用意して証明書を請求します。
現在の登録を廃止したあと、新しい印鑑の証明書が必要になった場合は、先に新しい印鑑の登録を済ませ、そのあとで証明書を取得します。
港北区ではどこに行けばいい?
港北区に住民登録がある人は、港北区役所戸籍課登録担当で印鑑登録の手続きを行います。印鑑登録の届け出は、市役所や行政サービスコーナーでは受け付けていないため注意してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 窓口 | 港北区役所戸籍課登録担当(2階21番) |
| 電話 | 045-540-2254 |
| 受付時間 | 平日8時45分から17時、第2・第4土曜9時から正午 |
窓口や受付時間、必要書類などは変更されることがあります。とくに契約日が迫っている人や代理人へ頼む人は、出かける前に公式ページや電話で最新の情報を確かめておくと、二度手間を防げます。
よくある失敗と気をつけたいケース
よくあるのが、現在の印鑑登録を廃止する準備だけをして、新しく登録する印鑑を用意していないケースです。同じ日に新規登録まで済ませたいなら、新しい印鑑も忘れずに持っていきましょう。
本人が行くか代理人に頼むかによって必要書類が変わるため、事前に調べておきます。
廃止に続けて登録し直す場合は、新しく登録する印鑑も用意します。
仕事帰りや土曜日に行く場合は、当日の開庁時間を見ておきます。
代理人に紛失関係の届け出や新規登録を頼む場合も注意が必要です。文書照会が必要な手続きは、その日のうちにすべて終わりません。契約日が近いときは、手続きの流れと完了までの日数を区役所へ聞いておきましょう。
港北区で印鑑を変える人へ
近いうちに印鑑を変える予定があるなら、まずは現在の印鑑登録証が手元にあるか探してみてください。見つからなければ、通常の廃止申請ではなく、印鑑登録証の紛失に関する手続きも必要になります。
わたしも以前、契約書への押印を控えて印鑑まわりを調べたとき、廃止と新規登録が別の手続きだと知らず、少し焦ったことがあります。前もって流れが分かっているだけで、当日の動きはずいぶん楽になります。
週末など時間のあるときに、現在の印鑑登録証、新しく登録する印鑑、本人確認書類をひとまとめにしておくとよいでしょう。あとは、自分が利用できる登録方法と窓口の受付時間を見ておけば、当日になって慌てずに済みます。
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