キャンプ場を探すとき、「近い場所」だけを見て決めると、着いてから思ったより不便だったということが起きやすいです。移動手段、現地での過ごし方、帰りの負担まで含めると、候補の顔がかなり変わります。
港北区の生活圏から考えた選び方を整理したくて、この記事を書きました。地域情報メディア『こうほくぐらし』編集長のタカヒロです。わたし自身、家族で出かける候補を調べるとき、まず「車か電車か」から考え始めることが多いです。
この記事では、移動手段・日帰りと宿泊の違い・設備の見方・帰りの負担を順番に整理しながら、港北区から行きやすい実在のキャンプ場を3つ紹介します。営業期間・料金・予約条件は変わることがあるため、最終確認は各施設の公式情報でお願いします。
「行きやすい」の意味を最初に決めておく
港北区からキャンプ場を探すとき、「距離が近い」だけで選ぶと後で迷いやすいです。同じ50キロ圏内でも、車で高速を使えば1時間以内の場所と、下道で渋滞に引っかかると2時間近くかかる場所が混在しています。
まず「車で行くか、電車で行くか」を決めると、候補が自然に絞られます。どちらを軸にするかで見るべきアクセス情報がまったく変わるので、ここから始めると動きやすいですよ。
日帰りと宿泊、どちらに向いている場所か
日帰り(デイキャンプ)と宿泊では、施設への要求がかなり違います。日帰りなら撤収の時間が早く、到着から帰宅まで4〜6時間程度しか使えない場合もあります。
宿泊の場合は、翌朝のチェックアウト時間や、帰宅後に疲れが残らないかも判断材料になります。日帰りか宿泊かを決めてから候補を絞ると、施設探しがぐっと楽になります。デイキャンプ専用で受け付けていない施設もあるため、その点は公式サイトで確認が必要です。
港北区から行きやすいキャンプ場3選
移動手段と特徴が異なる3施設を紹介します。いずれも公式サイトでの事前確認を前提として、参考としてご覧ください。
- 滝沢園キャンプ場(神奈川県秦野市)
-
電車とバスで行けるキャンプ場として知られる丹沢の施設です。
- PICAさがみ湖(神奈川県相模原市緑区)
-
さがみ湖MORIMORIに隣接する、設備が充実したファミリー向け施設です。
- 上郷・森の家(横浜市栄区)
-
横浜市内にありながら森の中にいる感覚で過ごせる、ハードルが低い施設です。
以下で、それぞれのアクセスや特徴を整理します。
電車で行くなら:滝沢園キャンプ場
電車でキャンプ場を目指す場合の候補として、神奈川でよく名前があがるのが丹沢の滝沢園キャンプ場です。小田急小田原線の渋沢駅北口から神奈川中央交通バス「大倉行き」に乗り、終点で降りて徒歩約10分です。
港北区から電車で向かう場合、菊名や日吉から東急・JRを乗り継いで渋沢駅まで向かうルートが一般的です。乗り換えの回数があるため、荷物が多い日は少し負担になるかなと感じています。
料金の目安は、フリーサイト1名あたり1,100円、日帰り施設費は大人1名550円など(公式サイト・じゃらん掲載情報)。土日祝の日帰り食材持込バーベキューが中止になる期間があるため、公式サイトで必ず確認が必要です。公式サイト:https://takizawaen.com
車でも電車でも行ける:PICAさがみ湖
遊園地「さがみ湖MORIMORI」に隣接するPICAさがみ湖は、設備が充実しているためキャンプ初心者のファミリーに選ばれやすい施設です。手ぶら利用のプランもあり、道具をそろえる前でも使いやすいのが特徴です。
車の場合は第三京浜・港北ICから圏央道経由で中央道相模湖東ICへ向かい、そこから約7分。電車の場合はJR中央線相模湖駅からバスで約8分で最寄りバス停に着きます。港北区から電車でアクセスする場合は、JR横浜線橋本駅経由でバスに乗るルートもあります。
宿泊料金は1泊2食付きで1名あたり6,900円〜(楽天トラベル掲載情報・シーズンにより変動)。定休日がある(水・木)ため、訪問曜日も事前に確認を。公式サイト:https://www.pica-resort.jp/sagamiko
横浜市内から行ける:上郷・森の家
横浜市栄区にある上郷・森の家は、横浜市内にある施設の中では本格的なキャンプ環境が整っている場所です。車なら横浜横須賀道路の朝比奈インターから約5分。
電車・バスを使う場合は、JR大船駅東口か京急金沢八景駅からバスで「森の家前」下車、徒歩約7分です。港北区から電車でアクセスする場合は乗り換えが必要ですが、それでも横浜市内という近さはかなり助かります。
グランピングテントや日帰りBBQにも対応しており、宿泊料金は1名7,730円〜(公式サイト掲載・シーズン別)。横浜市民は宿泊費10%割引あり。詳細は公式サイトを確認してください。公式サイト:https://kamigo-morinoie.com
買い出しをどこで済ませるか確認しておく
キャンプ場の近くにスーパーやコンビニがあるかどうかは、出発前に確認しておくと安心です。相模原・道志方面は山間部に入ってからの店舗が限られることがあります。
港北区を出てから国道16号沿いや橋本駅周辺で買い出しを済ませてしまうほうが動きやすいケースも多いです。迷いやすいのが、「現地でなんとかなるだろう」と思って出発したときです。着いてから必要なものが足りないと、取りに戻るのが大変になります。
初心者でも過ごしやすい設備の見方
キャンプ初心者の場合、設備の充実度が現地での快適さに直結します。炊事場、トイレ、シャワーの有無は最低限として確認しておきたいポイントです。
レンタル品(テント・タープ・調理器具)が借りられる施設なら、手ぶらに近い形で行けます。区画サイトで車が横付けできるオートサイトは、荷物の多いファミリーにとって動きやすい形態。焚き火の可否・ペット同伴可否・レンタル品の種類は施設ごとに条件が変わるため、予約前に公式情報の確認が必要です。
- オートサイト
-
車をテントの横に停められるサイト。荷物の出し入れが楽です。
- フリーサイト
-
区画が決まっておらず、好きな場所にテントを張れるサイト。
- 手ぶらキャンプ
-
テントや調理器具などをレンタルして利用できる形態。
川辺と林間で気をつけたい環境の違い
道志川沿いや丹沢方面には、川遊びができるキャンプ場が多くあります。夏に川で遊ぶ場合は、水量や流れの速さの変化が急なこともあります。子連れの場合は特に、現地の注意事項と天気予報をセットで確認する習慣があると安心です。
林間サイトは夏でも木陰で涼しいのが利点ですが、地面の凹凸や虫の多さは場所によって差があります。雨上がり後のぬかるみも出やすいので、前日の天候も見ておくと当日の準備が変わります。
撤収後、帰りが楽かどうかも見ておく
キャンプ場を選ぶとき、帰り道のことまで考えておくと後悔が少ないです。チェックアウト後に道が混みやすい時間帯と重なると、港北区まで戻るのに思ったより時間がかかることがあります。
撤収後に近くで温泉や食事ができる場所があると、帰りの疲れが変わります。施設周辺の立ち寄りスポットも、行く前に少し調べておく価値があります。
タカヒロ帰り道の渋滞、事前に一本調べておくと気が楽です
よくある失敗と避けやすくなる見方
実際に行ってから「思ったより時間がかかった」「現地で買い出しができなかった」という声はよく聞きます。事前に気になる点を一つひとつつぶしておくと、当日が楽になります。
- 渋滞を見込まずに出発して到着が遅れた
- 現地近くに店がなく買い出しできなかった
- 焚き火禁止と知らずに薪を持参した
- バスの本数が少なく帰りに待ちが長かった
- 冬季休業の施設に予約しようとして困った
予約の流れと公式情報の確認先
多くのキャンプ場はオンライン予約に対応していますが、電話のみ受付の施設もあります。連休前は予約が埋まるのが早い場所もあるので、候補が絞れたら早めにアクセスするのが無難です。
車か電車かを先に決めると、候補の絞り方が変わります。
デイキャンプ対応かどうかを公式サイトで確認します。
焚き火・ペット・レンタルの可否を予約前に確認します。
予約方法(オンライン・電話)と受付時間も公式ページで確認します。
迷ったときにわたしが先に確認すること
候補が絞れたら、まず一つだけ公式サイトを開いてみてください。営業期間と予約方法だけでも確認できれば、今週末に動けるかどうかが分かります。情報が古い場合は、施設へ直接電話で聞くのが一番確実です。
わたし自身、以前に子供たちと行く候補を調べたとき、「近そうだから大丈夫」と思ってアクセスを確認しなかったら、バスの本数がほとんどなくて難しかったことがありました。距離より「当日どう動けるか」を先に見るようにしたのは、それからです。
まずは移動手段と日帰り・宿泊のどちらかだけ決めてみてくださいね。そこから今回紹介した3施設のどれか一つを公式サイトで見るだけでも、次の週末の計画がずいぶん立てやすくなります。家族や友人と過ごす時間が、出発前から少し楽しくなったらうれしいです。













